インプラント

オールオン4の治療の流れ

オールオン4の治療の流れ

オールオン4の治療は、歯の機能と美しさを取り戻すためのインプラント技術の一つです。治療の全体像を理解することで、患者さんにとって安心感を提供し、スムーズな治療プロセスを促進します。オールオン4の治療の流れをご説明します。

オールオン4が適しているのはこんな人です

  1. 総入れ歯を使用している人
  2. 現在残っている歯が歯周病や虫歯で傷みがひどい人
  3. 治療費の総額を抑えたい人
  4. 顎の骨が少ない人
  5. 人前で喋る機会が多い人

オールオン4の治療の流れ

オールオン4の治療は以下のような手順で行われます。

  1. 初診カウンセリング
  2. 仮歯によるテスト
  3. CTスキャンとインプラントガイドの作成
  4. インプラント手術
  5. 仮歯期間と最終チェック
  6. 上部構造の作製

1. 初診カウンセリング

治療の第一歩はカウンセリングです。患者さんは歯科医師と面談し、ご自身の口腔の状態や治療の目的について話します。この段階で、現在ご使用中の入れ歯のフィット感や噛み合わせのチェックを行います。

2. 仮歯によるテスト

現在ご使用中の入れ歯が十分にフィットしている場合は、仮歯の段階に進むことができます。仮歯は、インプラントの最終的な上部構造を入れる前の試作品のような位置づけで使用され、仮歯によって患者さんの噛み合わせや歯の配置の問題を見つけ出します。

この仮歯の段階で、患者さんのご希望や歯科医師の提案のすり合わせを行い、最終的な治療プランを調整します。

3. CTスキャンとインプラントガイドの作成

CTスキャンが行うことにより、患者さんの顎骨の状態やインプラントを埋入する適切な位置が明らかになります。サージカルガイドは、インプラントを正確に配置するためのガイドとして使用します。

4. インプラント手術

インプラント手術は、事前に作成されたガイドに従って進行します。これにより、インプラントを正確に埋入することが出来、仮歯の装着が手術当日に完了します。仮歯はインプラントが顎骨としっかり結合して安定するまでの間、患者さんの歯の機能を維持します。

5. 仮歯期間と最終チェック

インプラント手術後の仮歯の期間は約3ヶ月です。この間に患者さんは噛み合わせや見た目をチェックし、必要に応じて微修正が行われます。仮歯が十分に機能しており、噛み合わせや見た目に関しても患者さんにご満足を頂けた場合にのみ、最終的な上部構造の作製に移ります。

6. 上部構造の作製

仮歯期間に噛み合わせや見た目などのすべての調整が完了したら、最終的な上部構造の歯が作成されます。これは、患者さんのお口に最適な形で作成され、仮歯期間に得られたお口の中の情報に基づいてデザインされます。

事前の入れ歯(義歯)はなぜ重要なのか?

オールオン4の治療において、事前の入れ歯(義歯)は非常に重要です。その理由は以下のようなものです。

1. 安定性の確認

オールオン4は、インプラント技術を用いて固定式の人工の歯を作り、天然歯の感覚を取り戻す治療法です。事前に入れ歯を使用している場合、その入れ歯がしっかりフィットし、安定しているかどうかを知ることは、オールオン4のインプラントが成功するかどうかの目安となります。

入れ歯で安定して噛める状態であれば、オールオン4も同様に安定して機能する可能性が高くなります。

2. 仮歯のテスト

入れ歯は、オールオン4のインプラントを入れる前の仮歯の役割を果たします。この仮歯の段階で、噛み合わせや歯の配置、形状などの問題点を見つけ出し、インプラント手術に向けて調整することができます。このテストによって、インプラント手術の際にどのように治療を進めるかを計画しやすくなります。

3. インプラント手術前のシミュレーション

事前の入れ歯を使用してCTスキャンを行うことで、インプラントの配置をシミュレーションできます。これにより、実際のインプラント手術がスムーズに進行し、正確にインプラントを埋入するためのガイドラインが確立されます。

4. 最終的な上部構造の製作前の調整

入れ歯は、オールオン4の治療における仮歯の段階で、患者さんの満足度や噛み合わせなどの調整に活用されます。この段階で得られた情報に基づいて上部構造の製作に進むため、最終的な歯の形状や配置が患者さんに適したものになります。

5. 総合的な治療計画の一環

オールオン4の治療は、事前の入れ歯から本番の上部構造の作製までの一連の流れで構成されます。入れ歯はオールオン4の治療の流れの一部として、患者さんの口腔内の状態を把握し、治療計画をサポートする役割を果たします。

事前の入れ歯は、オールオン4の治療の準備段階として重要な役割を果たします。患者さんの口腔状態を確認し、治療計画を調整することで、最終的な上部構造が適切に作製されます。

インプラントを確実に埋入する為のサージカルガイドとは?

サージカルガイドとは?

サージカルガイドは、インプラント手術の際に、インプラントを正確な位置に埋入するためのテンプレートです。このガイドは、患者さんの口腔内の状態やCTスキャンデータに基づいて作製され、手術時にインプラントを正しい位置に埋入するための位置や角度を誘導します。

サージカルガイドの役割

1. インプラントを正確な位置に埋入する

サージカルガイドは、手術前に患者さんの顎骨の構造や他の歯との関係を考慮して設計されます。このため、インプラントを埋入する際に、適切な位置と角度で配置することが可能です。サージカルガイドの使用により、噛み合わせや見た目の問題が起こるのを回避することができます。

2. 手術の効率化

ガイドに従って手術を行うことで、手術はよりスムーズに進行します。ガイドを使用することにより、手術時間が短縮され、患者さんへの負担も軽減されます。また、インプラントの位置決めが正確に行われるため、手術の全体的な流れが効率化されます。

3. 手術の安全性

インプラントの位置や角度が事前に設計され、サージカルガイドによって正確に誘導されるため、誤って重要な神経や血管を損傷するリスクが低くなります。

4. 仮歯の安定

サージカルガイドにより、インプラントが適切な位置に埋入されることで、その後の仮歯や本番の上部構造の製作がスムーズに行われます。仮歯段階での問題が生じにくくなり、治療の品質が向上します。

【動画】オールオン4をする前に絶対理解しておきたい治療の流れ

まとめ

オールオン4の治療は、患者さんに新たな歯の機能と見た目を提供するための総合的なプロセスです。仮歯期間を含む全体の流れが患者さんにとって重要であり、カウンセリングから始まり、本物の歯の製作までの一連の流れが患者さんの満足度と治療の成功に直結します。ぜひ、信頼できる歯科医院でカウンセリングから始め、しっかりと治療を進めてください。

この記事の監修者
医療法人真摯会 クローバー歯科・矯正歯科 あべの天王寺院
院長 永井 伸人

徳島大学 歯学部卒業卒業。日本口腔インプラント学会。日本顎咬合学会。

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クローバー歯科・矯正歯科あべの天王寺院

大阪矯正歯科グループ大阪インプラント総合クリニック