歯と口のトラブル

くちゃくちゃ食べの原因は口呼吸?

くちゃくちゃ音を立てて食べる原因は、口元が原因という場合が多いです。なぜかご説明します。

くちゃくちゃ食べるのは口呼吸が原因?

クチャラーという俗語をご存じでしょうか。食べ物を食べる際に、クチャクチャ口を閉じずに食事をする、咀嚼音を響かせてしまう人を指します。一般的に多くの方が咀嚼音をマナー違反と認識しています。世界的には音を立てて食べるのがマナーという地域もありますが、日本では通常「静かに食事をいただく」というのが大人として必要な食べ方です。

正しい食べ方が出来ない方は、親のしつけがなっていないと周囲に感じられ、同じテーブルで食事をするのを避けられるかもしれません。くちゃくちゃ音を立てて食べる原因については、「行儀が悪い」だけではなく、身体的な機能(お口の中・座る姿勢)によるさまざまな可能性も多くあります。順にご紹介していきます。

原因1・お口の周囲の筋肉が弱いから

お口の周りには様々な筋肉(咬筋などの咀嚼筋や、口輪筋など表情筋)があります。お口を開いたり閉じたり、きゅっとすぼめる働きや、食事の際に入れた食べ物がお口の外に出るのを防ぐ働きもあります。舌の力をうまく使いこなせない時も同様で、筋肉が弱いと、お口から食べ物がこぼれてしまい、くちゃくちゃ食べる原因になります。

原因2・口呼吸だから

鼻呼吸がきちんとできている人は、くちゃくちゃ食べる人は少ないです。対して、口呼吸である場合、口を閉じれば息ができませんので、音を立てる食べ方になりがちです。口呼吸を治した結果、くちゃくちゃ食べも治るという可能性もあります。口呼吸の原因は、下記にご案内する通りです。

不正咬合

不正咬合(上顎前突・開咬・叢生)で歯列のバランスが悪いケースです。食事の際に咬みやすくするため、歯を自然とずらし、習慣づいてしまいます。上下の歯を噛み合わせた際に少し隙間があると、食べ物をきちんと捉えられず、口を開けることがあり、咀嚼音が発生してしまいます。

鼻のつまり

鼻炎などで鼻の呼吸ができずに口で呼吸を行う方は、くちゃくちゃ食べを行いがちな傾向にあります。喉には食道と気管があります。食べ物を胃へと運ぶのが食道、空気を肺へと運ぶのが気管の役割です。お口が開いた状態で食べ物を飲み込むと、気管に食べ物が一緒に入るトラブルがあります。これが専門的に誤嚥(ごえん)と呼ばれる問題になり、健康面においても注意が必要です。

原因3・噛み合わせが悪いから

正常な位置に前歯や奥歯が並んでいなければ、食べ物を歯と歯で噛みすりつぶす際、閉じようとしても上唇と下唇が離れてしまいます。そのため、口元から食べ物が出たり、飲み込みづらいです。

「噛み合わせが悪く感じられる」「うまく口を閉じることが出来ない」と思われたならば、矯正歯科へご来院ください。自身に合った治療計画を立て、その特徴にあった矯正装置を歯科医師はおすすめします。矯正装置はワイヤー・ブラケット矯正(普通矯正)、インコグニト(舌側矯正・裏側矯正)、インビザライン矯正(マウスピース矯正)など種類はあります。費用や治療期間は長くかかりますが、きちんとリテーナーで保定すれば綺麗な歯並び、歯の機能は改善します。

まとめ

鼻づまりによる口呼吸の場合は耳鼻科に通院するべきですが、口呼吸が不正咬合による場合、矯正治療を行えば、時間はかかれど歯科医院で治せる可能性があります。口腔内で自分のお悩み(くちゃくちゃ食べ・噛み合わせ・過蓋咬合・受け口)がある場合は、一度カウンセリングに来院し、ドクターやスタッフにご相談ください。歯列矯正を行う場合は、メリット・デメリットを含めて提示いたします。

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