型取りが苦手でも大丈夫!最新3Dスキャナー「iTero(アイテロ)」のメリット
iTero(アイテロ)のメリットとは?
粘土のような材料をお口に入れる従来の型取りが苦手な方でも、短時間・低負担で精密なデータが取れる方法があります。それが、歯科用の最新3Dスキャナー「iTero」です。
この記事はこんな方に向いています
- 型取りで気分が悪くなった経験がある方
- 矯正治療や被せ物・詰め物を検討している方
- 治療の説明を「見て理解したい」と感じる方
- 新しい歯科設備の実用性を知りたい方
この記事を読むとわかること
- iTeroで何がどう変わるのか
- 従来の型取りとの違い
- 患者さんにとっての具体的なメリット
- 治療の納得感が高まる理由
目次
iTeroとはどんな機器ですか?
iTeroは、お口の中を小型カメラでスキャンし、歯並びや噛み合わせを立体的な3Dデータとして取得できる口腔内スキャナーです。ペースト状の材料を使わず、カメラを歯に沿って動かすだけで情報を集められるため、患者さんの負担を大きく減らせます。取得したデータはその場で画面に表示され、治療説明にも活用されます。
カメラでお口の中を撮影し、3Dデータに変換する最新の型取り機器です。
iTeroは、歯の表面や噛み合わせを連続的に撮影し、その情報をリアルタイムで立体データとして再構築する歯科用3Dスキャナーです。スキャンした情報はすぐにモニター上に表示されるため、歯並びの状態や細かな凹凸をその場で確認できます。
また、データはデジタル形式で保存されるため、治療の途中経過や過去との比較にも活用できます。患者さんにとっては「今、自分の口の中がどうなっているのか」を視覚的に理解できる点が大きな特長です。説明を聞くだけでなく、見て納得できることが、iTeroの価値のひとつと言えるでしょう。
型取りが苦手な人に、なぜ向いているのですか?
従来の型取りでは、材料をお口に入れたまま数分待つ必要があり、息苦しさや嘔吐反射が起こりやすいという問題がありました。iTeroではその工程が不要になり、スキャン中も呼吸を妨げません。途中で休憩を入れることもできるため、不安を感じやすい患者さんでも落ち着いて受けられます。
息苦しさや不快感が少なく、途中で止められる安心感があります。
- お口を塞がないため、呼吸が楽
- 短時間で終わる
- 不快感が強ければ中断できる
これらは単なる「快適さ」だけでなく、型取りへの苦手意識を減らし、治療そのものへの心理的ハードルを下げる効果があります。その結果、必要な治療を先延ばしにしにくくなる点も見逃せません。
従来の型取りと何が違うのですか?
従来法は物理的な型を作るのに対し、iTeroはデジタルデータとして記録します。この違いは、精度や再現性、スピードに大きく影響します。
「物」ではなく「データ」で型を取る点が最大の違いです。
従来の型取りでは、材料の流し込み方や固まるまでの時間、外す際の力加減などによって、わずかな誤差が生じることがありました。こうした誤差は肉眼では分かりにくくても、被せ物や詰め物の適合に影響する場合があります。
iTeroでは、歯の形を直接デジタルデータとして取得するため、材料の変形や劣化といった影響を受けにくくなります。もし一部に取りこぼしがあっても、その場で追加スキャンが可能です。この柔軟性が、結果として治療全体の安定性を高めることにつながります。
主な違い
- 材料の変形や気泡の影響を受けにくい
- 取り直しがその場で可能
- データの保存・共有が簡単
これらの特長により、治療計画の修正や再製作が必要になった場合でも、スムーズに対応できます。結果として通院回数や待ち時間の削減につながることもあります。
精度は本当に高いのですか?
iTeroはミクロン単位で歯の形状を読み取れる設計になっています。肉眼では確認しづらい凹凸や歯の傾きもデータ化できるため、被せ物や詰め物の適合性向上が期待されます。適合が良いと、噛み合わせの違和感や汚れの溜まりやすさも抑えやすくなります。
細かな形まで読み取れるため、適合性の高い治療に役立ちます。
iTeroは歯の表面形状を非常に細かく読み取ることができ、歯と歯の間、歯ぐきとの境目、噛み合う面の傾斜なども立体的に再現します。この精度は、被せ物や詰め物を製作する際に特に重要です。
適合性が高い補綴物は、違和感が少ないだけでなく、歯垢が溜まりにくい形状を目指しやすくなります。その結果、トラブルの予防や長期的な安定にもつながります。精度の高さは、見た目以上に将来の安心感を左右する要素です。
矯正治療や被せ物・詰め物ではどう役立ちますか?
矯正治療では、治療前後の歯並びを3Dで比較でき、変化を視覚的に確認できます。被せ物や詰め物では、歯との境目を精密に設計できるため、違和感の少ない仕上がりを目指せます。
「見える説明」と「精密な設計」の両方に役立ちます。
矯正治療では、スキャンしたデータをもとに歯の動きをシミュレーションできるため、治療後のイメージを共有しやすくなります。患者さん自身が変化を確認できることで、治療への理解と継続意欲が高まりやすくなります。
被せ物や詰め物においても、歯の形を正確に反映した設計が可能です。噛み合わせの微調整がしやすく、装着後の調整回数が減るケースもあります。このようにiTeroは、治療の質だけでなく、治療中のストレス軽減にも貢献します。
活用例
- 矯正前後のシミュレーション表示
- 被せ物のフィット感向上
- 治療内容の説明が視覚的に理解しやすい
これらは治療の質だけでなく、患者さんの納得感にも直結します。説明を受けて「よくわからないまま進む」状況を減らせる点は、デジタル機器ならではの価値です。
iTeroがある歯科医院を選ぶメリットは何ですか?
iTeroが導入されている医院は、デジタル技術を治療に積極的に取り入れている姿勢がうかがえます。必ずしも「新しい=良い治療」ではありませんが、説明や再現性を重視する体制が整っている可能性は高いと言えます。
治療の見える化と再現性を重視している医院の目安になります。
iTeroを導入している歯科医院では、治療内容を視覚的に説明する体制が整っていることが多く、患者さんとの情報共有を大切にしている姿勢がうかがえます。「なぜこの治療が必要なのか」「どこがどう変わるのか」を一緒に確認できる点は、大きな安心材料です。
もちろん設備だけで医院の良し悪しは決まりませんが、説明の質や治療精度にこだわる一つの判断材料にはなります。納得して治療を受けたい方にとって、iTeroの有無は確認しておきたいポイントのひとつです。
まとめ
iTeroは、型取りが苦手な患者さんにとって負担を減らすだけでなく、治療の精度や説明のわかりやすさにも貢献する機器です。快適さと納得感は、治療を前向きに続けるための大切な要素です。歯科医院を選ぶ際には、「どんな治療をするか」だけでなく、「どんな方法で説明してくれるか」という視点も加えてみると、より自分に合った選択につながります。




