歯周病

歯周病で口臭が起きる状態とは?

歯周病で口臭が起きる状態とは?

歯周病で口臭が起きる状態について、今日は詳しくご紹介いたします。

歯周病とは

通常、歯周病で口臭が起きる状態になるにはどのような流れか、ご案内します。歯周病とは、歯と歯茎の間に歯周ポケットができるのが特徴です。歯の表面に溜まった汚れや食べかす、歯垢をしっかり清掃していないと起きる症状で、健康な歯にまで影響を及ぼします。

  1. 歯周ポケットが歯肉にできる
  2. 細菌が住処として歯垢(プラーク)が付着し菌が繁殖
  3. 歯周病菌(主に嫌気性菌)が食べかすのたんぱく質を分解
  4. メチルメルカプタン(腐った玉ねぎのような臭い)というガスや硫化水素を発生
  5. 歯周病がより進行してしまうと、歯周ポケットは深くなる
  6. 酸素を好まない嫌気性菌が増殖し、歯ブラシでのプラークやバイオフィルム除去が難しくなる
  7. 歯根に膿が出来る状態を歯槽膿漏と呼び、歯肉や歯を健康に保てない

参照先:ATSDR

口臭の原因が歯周病って本当?

口臭には様々な原因があり、主に4つに分類することができます。

  • 病的口臭
  • 心因性口臭
  • 外因性口臭
  • 生理的口臭

病的口臭

口腔内の病気(むし歯や歯周病)が理由で起きる口臭と、全身疾患(糖尿病や肝臓疾患)が理由で起きる口臭と二つのケースがあります。

心因性口臭

検査を行って口臭がないと診断されたにも関わらず、周囲の人から嫌悪感をもたれる程度の口臭があると思い込む病気です。自臭症と専門的に呼びますが、繊細で几帳面な方、過去に一度指摘された経験がある方などが陥りやすいです。

外因性口臭

にんにく・ネギ・ニラなど、においの強い食べ物をお食事の際に食べたり、飲酒やタバコを吸うことにより生じる口臭です。いずれの場合も時間の経過により、口臭は薄れていきます。

生理的口臭

起床した時や、空腹の際に起きる口臭です。お口の中が唾液の分泌量が少なく乾燥していると、細菌が繁殖し口臭を発生させます。毎日の歯磨き・お口の中が乾燥しないように唾液腺マッサージを行うと、口臭は弱くなり効果的です。

口臭に関係する歯周病は放っておくと危険

歯周病が原因で口臭がある方は、治療を行わないと、むし歯や歯周病が進行して悪化します。歯ぐきが赤くなると、歯周組織に異常があるケースが多く、歯周ポケットに菌が繁殖していることが多いです。歯茎が引き締まらなければ歯はグラグラと不安定な状態になり、重症化すれば歯を失う可能性が高いです。では、歯周病の進行の程度を簡単にご説明します。

歯肉炎(歯周ポケット1~3mm)
歯肉が炎症になり、赤く腫れている。歯磨きの際に出血しやすい

歯周炎(歯周ポケット4mm未満)
歯周ポケットに歯石やプラークが溜まる。歯肉の炎症が広がり、歯根膜を破壊したり、歯槽骨が溶け始める

中等度歯周炎(歯周ポケット4~6mm未満)
歯磨きの度に血が出て、膿が出ることになる。歯槽骨がどんどん溶けているため、歯がグラグラし始める

重度歯周炎(歯周ポケット6mm以上)
一般的に歯槽膿漏と呼ばれることの多い状態で、歯槽骨が多く溶けているため、歯の根元が歯肉から露出し、歯が抜け落ちてしまう

現在はマスク生活のため、ご自身の口臭を気になる機会が以前より多く、人と話す際に口臭が気になると思われるならば、早めに歯科医院へ通院し、治療の必要があるか確認しましょう。歯周ポケットの歯石を除去するためにスケーリング、歯根をきれいにするルートプレーニングなどのSRPが主な治療法として挙げられます。

参照先:NHS

まとめ


歯周病で口臭や膿、腫れなど様々な症状が口腔内に起こってしまいます。お口のリスクを減少させるため、虫歯や歯周病の予防のために定期健診へ行きましょう。健康な歯や歯肉を保つクリーニングやメインテナンスを歯医者さんで行うことで、歯周病の進行を防ぐことができ、その他のトラブルの改善も可能です。気になる方は定期通院の際、スタッフやドクターへお気軽にご相談ください。

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