インプラント

金属アレルギーでもインプラント治療はできるの?

金属アレルギーでもインプラント治療はできるの?

金属アレルギーをお持ちの方で、インプラント治療をしてみたいけどアレルギー症状が出るかもしれないと心配されている方もおられると思いますので、インプラント治療についてご説明いします。

インプラント治療

インプラントの治療とは、失われた歯を補う治療の一つとして行われる、非常に優れた治療です。天然歯のような見た目、噛む力も強く、自分の歯と同じ様にほとんど何でも噛めるようになります。噛める理由として、インプラントは直接骨にくっつき固定されるため、骨の中で動かず強い力を発揮してくれます。

インプラントの構造と材質

インプラントの構造

インプラントは顎の骨に埋め込む治療で、構造としては基本的に3つのパーツからできています。

  1. 顎の骨に埋め込まれる「人工歯根(インプラント体)」
  2. 歯の代わりとなる「上部構造(被せ物)」
  3. インプラントと人工歯をつなぐ連結部分の「アバットメント」

インプラントの材質は、チタンまたはチタン合金という金属で非常に高い生体親和性を持っています。上部構造はセラミックやジルコニアなどの材質で作製されます。アバットメントはチタンやチタン合金、ジルコニア等でできています。

チタンがインプラントに使われる理由には、チタンと骨が結合しやすいことや金属でありながら溶けにくく、金属アレルギーをほとんど起こさないことなどがあげられます。但し、稀にチタンアレルギーの方もおられますので、注意が必要です。

金属アレルギーを起こしやすい金属とは?

金属アレルギーの原因となる頻度が高い金属は、ニッケル・コバルト・クロム・水銀・金・パラジウムなどです。これらの金属が合金の成分として含まれていると、皮膚や粘膜が接触することで金属アレルギーが発症します。

チタンは空気に触れると参加して表面に酸化被膜を作ります。この酸化被膜のおかげで純チタンは汗やリンパ液で溶けだすことがなく、金属アレルギーの原因にはなりにくいという特徴があります。また、チタンは人体と相性が良く、よく馴染むため外科手術にも使用されています。

上部構造の材質と金属アレルギー

虫歯治療で歯を削った後、その部分に金属製の詰め物や被せ物をつけることにより、人によっては金属アレルギーの原因になります。金属部分が少しづつ溶け出して体内に侵入することでアレルギーの症状が起こります。

そこで、人工歯に金属を使わない材質のものを使用すれば、アレルギー反応を抑制することができます。使用される素材は、ジルコニアセラミックやオールセラミックなどです。セラミックなどの素材を使用することで天然歯に近い見た目や強度がある歯を再現できます。

まとめ

インプラント模型

インプラントは金属の中でもチタンを使用しています。チタンは人体に埋める様々な医療機器として使われていて、金属の中でも金属アレルギーを起こしにくい材質です。すでに金属アレルギーのある方は、念のため一度アレルギー検査を受けておくと安心です。

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